「レクリントのペンダントライト、実際どうなの?」「デメリットはある?」「寝室に使えるか知りたい」——そんな疑問を持つ方に向けて、le klint(レクリント)172Aを寝室に設置して10年以上使い続けたリアルなレビューをお届けします。
憧れの北欧照明をついに購入した喜びと、使い続けてわかったデメリット・コード処理の失敗談まで、包み隠さず正直に書きます。
- ✅ レクリント172Aを選んだ理由と第一印象
- ✅ 実際の明るさ・光の雰囲気(点灯時の写真あり)
- ✅ デメリット:ホコリ掃除の大変さと対策
- ✅ デメリット:明るさは十分か?使える場所の見極め方
- ✅ コード処理の失敗と解決策(シーリングカバー・コードリール)
- ✅ 10年以上使った総評
【先に結論】レクリント172Aの総評
- デザイン → ◎ 点灯時の陰影が圧倒的に美しい
- 明るさ → △ 寝室・間接照明用途なら十分。メインの明かりとしては物足りない
- ホコリ掃除 → △ 構造が複雑で大変。水洗いで解決できる
- コード処理 → △ 付属品が貧弱。シーリングカバー・コードリールを別途買うべき
- 総合 → ◎ 10年以上使っても飽きない。寝室照明として最高の選択
レクリントとは|デンマーク生まれの北欧照明ブランド

le klint(レクリント)は1943年創業のデンマークの照明ブランドです。創業者カイ・クリントが自宅の照明を折り紙のように折って作ったシェードが原点で、現在もすべてのシェードがデンマークの工房でハンドメイドされています。
プラスチックシートを職人が手で折り上げる「プリーツシェード」は、折り方のパターンによって光の陰影が変わり、同じ照明でも灯りを点けていないときと点けたときで全く別の表情を見せてくれます。これがレクリントを一度見たら忘れられない理由です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ブランド | le klint(レクリント)/デンマーク |
| 創業 | 1943年 |
| シェード素材 | プラスチックシート(ハンドメイド) |
| 172Aサイズ | 直径約28cm(コンパクトで寝室にちょうど良いサイズ) |
| 価格帯 | 40,000〜60,000円前後(正規品) |
| 電球ソケット | E26(一般的な電球が使えるタイプ) |
レクリント172Aを選んだ理由|ヤコブソンランプ・ノーム69と比較して決めた

寝室の照明をシーリングライトから北欧照明に変えたいと思ったとき、候補に挙がったのは3つでした。
- ルイスポールセン スノーボール(→ 予算オーバー・リビング用にとっておきたい)
- ヤコブソンランプ(→ 予算内。デザインは好きだが決め手に欠けた)
- ノーマンコペンハーゲン ノーム69(→ 候補だったが色の雰囲気が合わなかった)
- レクリント 172A(→ 点灯時の陰影が決め手で最終選択)
決め手は「灯りを点けたときの陰影の美しさ」でした。プリーツシェードが光を受けて生み出す明暗のコントラストは、他の照明では出せない表情です。「ここで買わないと一生後悔する」という気持ちで購入を決めました。
サイズは172Aが寝室(6畳程度)にちょうど良いバランスで、大きすぎず小さすぎずのサイズ感も決め手のひとつです。
レクリント172A 点灯時の雰囲気|想像以上だった陰影の美しさ

届いて取り付けた直後の正直な感想:「消灯時は少し安っぽく見えるが、点灯すると別物になる」です。
プラスチックシートを折り畳んだシェードは、灯りが消えているときは「思ったより地味かも」と感じました。ところが電球を灯した瞬間、シェードの折り目に沿って光と影のコントラストが生まれ、空間全体の雰囲気が一変します。

特に気に入っているのが窓に映るレクリントのシルエットです。夜、寝室の窓にほわんとシェードの影が映る瞬間は、どれだけ見ても飽きません。この「点灯時の別の顔」こそがレクリント最大の魅力です。
見る角度によっても表情が変わります。

- 正面から:プリーツの陰影が均等に広がり整然とした印象
- 斜め横から:電球が少し透けて見え、光の奥行きが出る
- 真下から:光が放射状に広がり、シンメトリーな美しさ
レクリント172Aのデメリット2つ【正直に書きます】
長く使って気づいたデメリットを正直に書きます。購入前に知っておくことで、後悔を防げます。
デメリット① ホコリが溜まりやすく掃除が大変
プリーツシェードは折り目が複雑に入り組んだ構造のため、ホコリが溜まりやすく、かつ取り除きにくいという弱点があります。
細かい折り目の谷間に入ったホコリは、ハンディモップや布でなでるだけでは取りきれません。放置すると点灯時に影になってホコリが目立つようになります。
解決策:取り外して水洗いでOK
レクリントのプラスチックシェードは水洗いが可能です。シェードをコードから取り外し、ぬるま湯で優しく洗えばホコリがきれいに落とせます。
💡 水洗いの手順
- シェードをソケットから取り外す(コードと分離できる)
- 浴槽または大きめのシンクにぬるま湯をはる
- 中性洗剤を少量入れて優しく押し洗い
- よくすすいで、風通しの良い場所で陰干し
- 完全に乾いてから取り付ける(乾燥には数時間かかります)
⚠️ 熱湯はNG。素材が変形する可能性があります。
年に1〜2回水洗いする習慣をつければ、常に清潔な状態を保てます。最初は「えっ、水で洗っていいの?」と驚きましたが、プラスチックシートなので水洗いしても全く問題ありません。むしろこれを知ってから掃除のストレスがなくなりました。
デメリット② 明るさが控えめ|メインの照明として使うには物足りないかも
レクリント172Aの明るさは、寝室や間接照明用途には十分ですが、作業照明・読書灯・料理する場所などのメイン照明としては物足りない可能性があります。
プリーツシェードが光を遮る構造上、電球の明るさがそのままダイレクトに部屋に広がるわけではなく、シェードを透過した柔らかい光になります。この「やわらかさ」こそが魅力ですが、明るさを求める場面では不足感が出ます。
わが家の場合(寝室6畳)は全く問題ありません。就寝前のリラックスタイムに点ける照明として、むしろこの柔らかさが理想的です。
一方、こんな場所・用途には向かない可能性があります:
- リビングのメイン照明(全体を明るく照らしたい)
- ダイニングテーブル上(料理の色を正確に見たい)
- 書斎・デスクの作業灯
- 子ども部屋のメイン照明(暗すぎる可能性)
💡 明るさ対策:使用する電球のルーメン数を上げることで、ある程度明るさをカバーできます。E26口金のLED電球で60W相当(810lm)以上のものを選ぶとよいでしょう。ただし、レクリントはLED電球への対応状況を購入時に確認することをおすすめします。
コード処理の失敗と解決策|シーリングカバーとコードリールは必ず変えるべき
購入当初に一番後悔したのが付属のコード処理の貧弱さです。これは購入前に知っておくと節約できます。
付属品のコード処理はなぜイマイチか

届いたレクリント172Aに付属していたシーリングカバーとコードリールは、正直言って照明本体のクオリティと全く釣り合っていない状態でした。

- シーリングカバーが小さくて天井のコンセント部分が隠れない
- コードリールにダイヤマーク(◇)の模様があってデザインが気になる
- 中途半端にコードが垂れ下がって見栄えが悪い
40,000円以上する照明のコード処理がこれでは台無し…と思い、すぐに買い直しました。
シーリングカバー・コードリールを買い替えて解決

購入したのはシンプルなホワイトの大き目のシーリングカバーとホワイトのコードリールの2点です。

交換作業は3分ほどで完了。コツは特になく、前のカバーを外して新しいものを付けるだけです。
⚠️ 購入時の注意点:シーリングカバーとコードリールを別々に買うと、素材や色味が微妙に異なる場合があります。わが家もシーリングカバーはABS樹脂のホワイト、コードリールはスチール製でわずかにクリーム色っぽく、完全には揃いませんでした。同じ素材・同じ色のセット商品があれば理想的です。購入時に素材と色を確認することをおすすめします。

交換後はシーリングカバーにわずかに隙間が残りましたが、全体として見栄えは大幅に改善しました。気になっていた点が解消されると気持ちいいものです。
結論:レクリントを購入するなら、シーリングカバーとコードリールは最初から別途購入する予算を組んでおいてください。
電球の選び方|LEDに変えるとどう変わる?
購入時に付属・使用していたのはパルックボール(電球型蛍光灯)です。明るくなるまでに時間がかかるのが唯一の不満でしたが、LED電球に交換することで解決できます。
レクリントのプリーツシェードは電球色(2700K前後)のLEDが最も相性が良いです。白色・昼光色だとシェードの暖かみが薄れてしまいます。
| 電球の種類 | レクリントとの相性 |
|---|---|
| 電球色LED(2700K) | ◎ 最も相性が良い。シェードの温かみが引き立つ |
| 温白色LED(3000K) | ○ やや白め。明るさが欲しい場合の次善策 |
| 白色・昼光色LED | △ 光が硬くなり北欧らしい雰囲気が出にくい |
| 白熱電球・電球型蛍光灯 | ○ 雰囲気は良いが電気代・寿命の面でLEDに劣る |
⚠️ LEDに交換する際は、レクリントの公式情報またはメーカー推奨の電球仕様を確認してから選んでください。対応ワット数を超えると故障の原因になります。
レクリント172Aが向いている場所・向いていない場所
向いている場所・用途
- ✅ 寝室のメイン照明:柔らかい光量と美しいシルエットが就寝前のリラックスに最高
- ✅ リビングの間接照明・アクセント照明:ダウンライトと組み合わせてアクセントに
- ✅ 書斎・読書コーナーのムード照明:手元灯を別に用意した上での雰囲気づくり
- ✅ 北欧インテリアのあるダイニング:テーブル上に低めに吊るせばムード満点
- ✅ インテリアのメインオブジェとして:点灯しなくても飾るだけで絵になる
向いていない場所・用途
- ⚠️ リビングの唯一の照明:明るさが足りない可能性。補助灯との組み合わせが必要
- ⚠️ キッチン・作業スペース:手元が暗くなる。明るさ重視の場所には不向き
- ⚠️ 子ども部屋のメイン照明:勉強・作業には光量が不足しがち
- ⚠️ ホコリが多い環境:プリーツ構造の掃除頻度が上がる
10年以上使い続けた総評|レクリント172Aは「一生もの」の照明か
10年使って変わったこと・変わらなかったこと
✅ 変わらなかった(良い意味で)
- 点灯時の美しさは10年経っても全く色あせない
- プリーツシェードの形・素材の劣化なし(適切なお手入れをしていれば)
- 「この照明を選んで良かった」という気持ちは今も変わらない
- インテリアの好みが変わっても、レクリントは常に馴染んでいる
⚠️ 10年経って気になること
- プリーツの折り目がわずかに緩くなってきた気がする(誤差の範囲かも)
- ホコリ掃除のルーティン化が必要(年1〜2回の水洗いで維持できる)
🏆 10年後の結論
「次もレクリントを選ぶ」という気持ちに一切の迷いはありません。 北欧の照明は「インテリアの主役」です。レクリント172Aは10年使っても買い替えたいと思わせない、本当の意味での「一生もの」の照明だと感じています。
まとめ|レクリント ペンダントライト172Aで失敗しないために知っておくべきこと
購入前に知っておくべきこと
- ⚠️ シーリングカバー・コードリールは別途買う → 付属品のクオリティが照明本体と釣り合わない。購入予算に+5,000〜10,000円を見込んでおく
- ⚠️ ホコリ掃除が必要 → 年1〜2回の水洗いでOK。知っていれば怖くない
- ⚠️ 明るさはメイン照明には物足りないことも → 寝室・間接照明用途なら◎。リビング単独のメイン照明には不向き
- ✅ 電球色LEDを選ぶ → 2700K前後の電球色が最も雰囲気を引き出す
- ✅ 消灯時より点灯時が圧倒的に美しい → 想像以上の陰影に必ず感動する
デメリットを把握した上で購入すれば、後悔する可能性はほぼゼロです。「一度使ったら他の照明に戻れない」というのが10年使った正直な感想です。
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