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ウォークインクローゼットは失敗だった|16年使ってわかった「いらない」と感じる理由と普通のクローゼットの方がよかった話

家を建てるときに「絶対欲しい!」と憧れて作ったウォークインクローゼット。

でも、わが家の場合、16年使った今では「正直、失敗だったかも」と感じています。

「ウォークインクローゼット欲しいけど後悔しない?」「普通のクローゼットとどっちがいい?」「扉はつけるべき?」——そんな疑問を持っている方に、わが家のリアルな経験から正直なところをお伝えします。

結論を先に書いておくと、わが家のような「夫婦の寝室につけるウォークインクローゼット」は、普通のクローゼットの方がよかったと思っています。理由を読んでもらえれば、これから家を建てる方の参考になるはずです。

  • ✅ 16年使ってわかった「失敗だった」と感じる4つの理由
  • ✅ 寝室の奥にあると滅多に行かなくなる現実
  • ✅ 結果として「物置化」している実態
  • ✅ 普通のクローゼットとの本当の違い
  • ✅ 扉ありと扉なし、どちらがよかったか
  • ✅ これから家を建てる人へのアドバイス

【先に結論】16年使った私の本音

  • ⚠️ 夫婦の寝室にあるWICは失敗:普通のクローゼットでよかった
  • ⚠️ 人が入るスペースがデッドに:壁面いっぱいの収納の方が容量大
  • ⚠️ 寝室の奥なので滅多に行かない:服は他の場所に分散
  • ⚠️ 結果、物置部屋に:クリスマスツリーやアウター置き場
  • シューズクロークは大正解:用途次第で結果が分かれる
  • 🏆 結論:「歩いて入る便利さ」より「収納量」を優先すべき
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目次

ウォークインクローゼットを作って失敗したと感じる4つの理由

家を建てるときは、ウォークインクローゼットがあれば「服を選ぶのが楽しくなりそう」「広い収納で全部しまえる」と思っていました。雑誌やモデルハウスで見たような、見せる収納に憧れていたんです。

でも、実際に16年使ってみたら、想像とはだいぶ違う現実が待っていました。

失敗①|人が入るスペース分のデッドスペースができる

ウォークインクローゼットは、その名のとおり「歩いて入れる」スペースが必要です。当たり前なんですが、住んでみるとこれが意外と大きなロスになります。

たとえば2畳のウォークインクローゼットを作るなら、人が立つ場所と通路で1畳近くがデッドスペースになります。実際に服が収納できるのは残りの1畳分の壁面だけ。

同じ面積で壁面いっぱいの引き戸クローゼットにしていたら、収納できる服の量は格段に多くなっていたはずです。「歩いて入れる便利さ」と「収納量」を天秤にかけたとき、日常的にどっちが大事か——わが家の場合は明らかに収納量でした。

失敗②|寝室の奥にあるので滅多に行かない

これも盲点でした。寝室の奥にあるウォークインクローゼットには、滅多に行かなくなるんです。

朝の身支度を考えてみてください。

  • 朝起きてから寝室の奥のウォークインクローゼットに行く
  • 服を選ぶ
  • 洗面所で着替え→出かける

これが理想のはずでしたが、現実は違いました。朝はバタバタしているので「寝室の奥まで取りに行く」のが面倒。子どもの世話、朝食作り、お弁当準備で時間に追われていると、わざわざ奥まで行きたくないんです。

結果、よく着る服は他の場所に分散して、ウォークインクローゼットの中身は「あんまり着ない服」「シーズンオフの服」ばかりになりました。

失敗③|結局「物置部屋」になっている

滅多に行かないので、現在のウォークインクローゼットの中身は「服の収納」というより「物置部屋」になっています。

具体的に何が入っているかというと、こんな感じです。

  • クリスマスツリー(年に1回だけ出すやつ)
  • 子供の冬のアウター(厚手のダウンとか)
  • 幼稚園・小学校で作った作品の保管
  • シーズンオフの布団
  • 使わなくなった鞄・スーツケース

もちろん物置として機能しているので「無駄ではない」んですが、これって普通の納戸でいいのでは?と思うわけです。「ウォークインクローゼット」という名前で作ったのに、実態は納戸というのが現実。

失敗④|服が分散して逆に不便

ウォークインクローゼットがあるのに服を全部しまえないので、わが家の服は3カ所に分散しています。

  • 下着類:脱衣室にしまう(お風呂上がりにすぐ着替えるため)
  • 子供の服:多目的スペースのクローゼットに収納
  • シーズンオフ・あまり着ない服:寝室のウォークインクローゼット

服が分散すると、洗濯物をたたんでしまうときに場所によってあちこち動き回ることになります。「衣類は1か所にまとめた方が家事は楽」が理屈なんですが、ウォークインクローゼットがあるとどうしても分散するんです。

これなら最初から「家族全員分の服を1か所に集めるファミリークローゼット」として設計するか、各部屋に普通のクローゼットを作って近場で完結させるか、どちらかにすればよかったと思っています。


普通のクローゼットの方がよかった理由|同じ面積でも収納量が違う

「ウォークインクローゼットの方が広く感じる」「服がたくさん入る」というイメージを持っている方も多いと思います。でも、これは同じ面積で比べると逆なんです。

同じ2畳で比較してみる

仮に2畳のスペースを使うとして、ウォークインクローゼットと普通のクローゼットで何が違うか比べてみます。

項目ウォークインクローゼット壁面クローゼット
面積2畳奥行60cmの壁面
人が立つスペース必要(約1畳)不要
収納できる壁面1〜1.5畳分2畳分すべて
引き戸または開き戸1枚引き戸2〜3枚で全面開放可能
奥の物の取り出し入って取りに行く扉を開ければ全部見える
メリット中で着替えられる一覧性が高い・収納量が多い

「歩いて入る価値」がある人は限られる

ウォークインクローゼットが本当に活きるのは、こんな方々だと思います。

  • 家族全員の衣類を一括管理したい人(ファミリークローゼット用途)
  • 服を頻繁に着替える人・服が大量にある人
  • 中で着替えたい人(プライバシー重視)
  • シューズクロークや脱衣室の延長として動線に組み込める人

逆に、わが家のように「夫婦の寝室の収納」として作ると、デメリットの方が大きくなります。寝室は基本的に「寝るだけの部屋」で、滞在時間も短いので、わざわざ収納を歩いて入れる広さにする必要がないんです。


寝室にウォークインクローゼットを作る前に考えてほしいこと

「寝室にウォークインクローゼット」は新築の定番のパターンですが、本当にそれがベストなのか、わが家の経験から考えてほしいことがあります。

家族が寝ているときに使えない

これも住んで気づいたデメリットです。寝室にウォークインクローゼットがあると、家族が寝ている間は使えません

  • 夫が早朝出勤の日 → 寝ている家族を起こさないように暗闇で服を取る
  • 夜遅く帰宅した日 → 寝室に入って物音をたてられない
  • 子どもが先に寝た日 → 服を取りに行くのを諦める

「服を取るためだけに寝ている家族を起こす」のは気が引けます。結果的に、必要なときに使えない収納になりがちです。

寝室と寝室横の部屋に分けた方がよかった

わが家の場合、当時の間取りでは寝室と寝室横の部屋(息子の部屋)の2部屋にそれぞれ普通のクローゼットを作る方が、ずっと使い勝手がよかったと感じています。

各部屋に独立したクローゼットがあれば:

  • 家族が寝ていても自分の部屋で着替え・服選びができる
  • 各部屋の住人が自分の管理で服を整理できる
  • 子供が成長して独立しても、その部屋を別用途に使える
  • 収納面積も同じ面積でより多く確保できる

「夫婦で1つのウォークインクローゼットを共有する」より、「個別にしっかりした収納を持つ」方が現代の家族には合っているかもしれません。

ファミリークローゼットも一つの選択肢

近年、寝室のウォークインクローゼットの代わりに人気なのが「ファミリークローゼット」です。家族全員の服を1か所に集約する大型収納で、洗面所やランドリールームに隣接させるのがトレンド。

これなら:

  • 洗濯→たたむ→しまうの動線が短い
  • 家族全員の服を一括管理できる
  • 朝の身支度が1か所で完結する
  • 寝室を「寝るだけの部屋」としてシンプルにできる

新しく家を建てる方には、「寝室のウォークインクローゼット」より「家事動線上のファミリークローゼット」を検討してみてほしいです。


ウォークインクローゼットに扉はつけるべき?|扉なしのメリットとデメリット

「ウォークインクローゼット 扉なし」で検索する方も多いと思います。これは賛否両論ありますが、わが家の経験を踏まえてお伝えします。

扉なしのメリット

  • 通気性がいい:湿気・カビ対策になる
  • 建築コスト削減:扉と枠材の費用が浮く
  • 両手がふさがっていてもスムーズに出入りできる
  • ロボット掃除機が入りやすい
  • 開放感がある:部屋が広く感じる

扉なしのデメリット

  • ホコリが入りやすい:服が汚れやすい
  • 部屋から中身が見える:散らかると気になる
  • 冷暖房効率が落ちる:部屋全体を冷暖房する必要
  • 来客時に隠せない:寝室にお客さんを通す機会があると困る
  • 日焼けリスク:日差しが入る部屋だと服が変色する

寝室のウォークインクローゼットなら扉なしでも問題ない

結論として、寝室のウォークインクローゼットに限っては扉なしでも問題ないことが多いです。理由はシンプルで:

  • 寝室にお客さんを通すことがほぼない
  • 家族しか入らないので散らかっても許容できる
  • 寝室全体を冷暖房する範囲なので効率も変わらない
  • 通気性が良くてカビ・湿気対策になる

逆に、玄関近く・リビング近くのウォークインクローゼットなら扉ありを推奨します。来客の視線が入る場所では、隠せる方が安心です。

カーテンやロールスクリーンで代替する手も

「扉ありと扉なしの中間が欲しい」という方には、カーテンやロールスクリーンで仕切る方法もあります。

  • 必要なときだけ目隠しできる
  • 建築コストは扉より安い
  • 後付けで対応できる
  • 使わなくなれば外せる

「とりあえず扉なしで作って、必要に応じてカーテンを追加する」という運用の方が、後悔リスクは低いかもしれません。


失敗したウォークインクローゼットと、大成功だったシューズクローク

同じ「歩いて入れる収納」でも、わが家の場合シューズクロークは大成功でした。この違いは何なのか、比較すると分かりやすいと思います。

項目ウォークインクローゼットシューズクローク
場所寝室の奥玄関の横
利用頻度滅多に行かない毎日通る
何を入れているクリスマスツリー、シーズンオフ品靴、傘、コート、宅配の段ボール
家事動線他の収納に分散玄関で完結
満足度失敗大正解

違いは「動線上にあるかどうか」

この比較から見えてくるのは、「歩いて入れる収納」の成否は『動線上にあるかどうか』で決まるということです。

シューズクロークは家に出入りするたびに通る場所にあるので、毎日活躍します。一方、寝室の奥のウォークインクローゼットは「行かないと使えない場所」なので、自然と使う頻度が下がるんです。

これから家を建てる方は、「歩いて入れる収納を作るなら、毎日通る動線上に作る」を意識してみてください。寝室の奥は、ほとんどの家庭で日常動線から外れた場所です。

📌 大成功だったシューズクロークの実例 → 【平屋web内覧会】玄関とシューズクローク


これから家を建てる人へ|ウォークインクローゼットを作る前のチェックリスト

16年使ってきた経験から、ウォークインクローゼットを作る前に確認してほしいことをまとめました。

ウォークインクローゼットを作る前のチェックリスト

  • □ 毎日使う動線上にあるか?(寝室の奥は要注意)
  • □ 家族全員で使うか、夫婦だけで使うか?
  • □ 同じ面積で壁面クローゼットにした場合と比較したか?
  • □ 中で着替える必要が本当にあるか?
  • □ 服を1か所に集約したいか、各部屋に分散させたいか?
  • □ 寝室にある場合、家族が寝ているときの使い勝手を想像したか?
  • □ 扉ありと扉なし、どちらが暮らしに合うか?
  • □ 換気・通気の対策は考えているか?
  • □ 「物置」にならないように、入れる物を具体的にイメージできているか?

ウォークインクローゼットが向いている家

  • ✅ 家族の服を1か所に集約したい家庭(ファミリークローゼット用途)
  • ✅ ランドリールームや脱衣室と隣接できる動線
  • ✅ 服が大量にあって整理が大変な家庭
  • ✅ 中で着替えたい人
  • ✅ 玄関と寝室をつなぐ動線上に作れる場合

ウォークインクローゼットを再考した方がいい家

  • ⚠️ 寝室の奥にしか配置できない
  • ⚠️ 夫婦で1つを共有する設計
  • ⚠️ 服があまり多くない
  • ⚠️ 子どもの服は別の場所で管理する
  • ⚠️ 下着類は脱衣所で管理する
  • ⚠️ 家事動線から外れた位置になる

家づくりは「実例」を集めて比較するのが失敗しないコツ

わが家のように住んでから「失敗だった」と気づくのは、本当にもったいないと思います。家を建てる前に、できるだけたくさんの実例を見て比較することが大切です。

1社のプランだけで決めない

これは家全体に言えることですが、1社のハウスメーカーや工務店の提案だけで決めないことが大事です。

同じ要望でも、会社が違えば全く別のプランが出てきます。「ウォークインクローゼット欲しい」という相談に対しても:

  • ある会社:寝室の奥に2畳のウォークイン
  • 別の会社:脱衣所横にファミリークローゼット
  • また別の会社:壁面いっぱいの引き戸クローゼット2部屋分

と、提案の幅は本当に広いです。3〜5社に同じ要望を出して比較すると、自分の生活に合った最適解が見えてきます。

無料で間取りプランを取り寄せられるサービスを使う

個別にハウスメーカーを回って打ち合わせするのは時間も労力もかかります。最初は一括で間取りプランや見積もりを取り寄せられる無料サービスを使うのが効率的です。

わが家のときも、もし最初からこういうサービスがあれば、ウォークインクローゼットの失敗は避けられたかもしれません。

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📌 ウォークインクローゼット以外の平屋の後悔ポイントもチェック → 平屋の間取りで後悔したこと|16年住んだ実体験から失敗ポイントを正直に書きます


まとめ|ウォークインクローゼットは「動線」と「使う頻度」で決まる

16年使ってわかった結論

  • ⚠️ 夫婦の寝室にあるWICは失敗:滅多に行かない
  • ⚠️ 結果は物置部屋:服ではなくクリスマスツリー置き場
  • 同じ面積なら壁面クローゼットの方が収納量が多い
  • ファミリークローゼットの方が現代の家族には合う
  • シューズクロークが大成功なのは「動線上」だから
  • 🏆 結論:「歩いて入れる収納」は動線上にだけ作るのが正解

ウォークインクローゼットは雑誌やモデルハウスを見ると「絶対欲しい」と思える憧れの空間です。でも実際の暮らしの中では、毎日使う収納かどうかで価値が決まります。

これから家を建てる方は、わが家の失敗を参考に、「自分の家族にとって本当に必要な収納の形」を見つけてください。

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わが家の平屋・間取り関連の他の記事も参考にしてください。

📌 寝室とウォークインクローゼットの実物のweb内覧会 → 【平屋web内覧会】寝室とウォークインクローゼット

📌 子供の服をしまっている多目的スペース → 【平屋web内覧会】多目的スペース

📌 平屋に16年住んだ総合レビュー → 平屋に16年住んだ正直レビュー|劣化・後悔・良かったこと・光熱費まで全部公開【2009年築】

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