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リビング横の和室はいらない|4.5畳の多目的スペースに変更して16年住んだ結論

家を建てる計画を立てているときに、多くの人が悩むのが「リビングの横に和室をつけるか、つけないか」という問題ではないでしょうか。

わが家は「リビング横の和室はいらない」と判断して、和室の代わりに4.5畳の多目的スペース(洋室)を作りました。その結果、この部屋を16年間さまざまな用途で活用できて、「和室にしなくて本当に良かった」と心から思っています。

この記事では、

  • ✅ 当初プランの和室6畳を4.5畳の多目的スペースに変えた理由
  • ✅ 16年間でこの部屋がどう変化したか(ベビーベッド→遊び場→おもちゃ部屋→寝室→物干し部屋)
  • ✅ 2畳減らしてLDKを18畳→20畳にした効果
  • ✅ 小上がり和室をやめた本当の理由(坐骨神経痛の体験)
  • ✅ 和室なしで困ったこと・後悔したこと
  • ✅ 家を建てる前に知っておくべきこと

を、2009年築の平屋に16年住んできた実体験から正直に書きます

【先に結論】リビング横の和室をやめて16年の総評

  • 16年使って後悔ゼロ:用途を変えながらずっと使い続けられる
  • 多目的スペースの変遷:寝室 → 遊び場 → おもちゃ部屋 → 物干し部屋
  • 2畳減らしてLDK20畳にした効果:横の広がりで体感がぜんぜん違う
  • ⚠️ 小上がり和室は絶対おすすめしない:15cmの段差が老後に危険
  • 🏆 結論:リビング横に「フラットで用途を決めない4.5畳」を作るのが最適解
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目次

家を建てる当初は「リビング横に6畳の和室」プランだった

わが家も最初は、リビング横に6畳の和室をつけるプランで進めていました。よくある「LDKの隣に和室」という間取りです。

当初の和室に期待していたこと

和室を作ろうと考えた理由は、よくある「なんとなく」のイメージでした。

  • 客間として使えるかも
  • 子どもを寝かせられる
  • 洗濯物をたためる
  • 畳の部屋があると落ち着く

でも打ち合わせを重ねるうちに、「本当にこんなに和室の用途があるか?」という疑問が出てきました。

6畳の和室は要らないと気づいた瞬間

冷静に考えてみると、6畳フルで必要な用途が思いつかないのです。

  • 客間 → 年に数回、親戚が来るかどうか
  • 子どもを寝かせる → ベビーベッドなら4.5畳で十分
  • 洗濯物をたたむ → リビングでもできる
  • 畳で落ち着く → 本当にそんなに畳を使うか?

「なんとなく和室ほしい」という気持ちだけで6畳も取ると、結局物置部屋になるリスクが高いことに気づいたんです。

そこで、6畳→4.5畳に減らして、浮いた2畳をLDKに回すという決断をしました。これが16年住んでみた今、間取り上で一番良かった判断だと思っています。


和室4.5畳が最後は洋室になった経緯|置き畳もやめた

わが家の多目的スペースが「和室」→「フローリング+置き畳」→「洋室」になった経緯を順に書きます。

① 最初のプラン|6畳の和室

最初は純和風の6畳の畳部屋を予定していました。

② 変更1|4.5畳にサイズダウン

「6畳も要らない」という判断で、4.5畳に変更。2畳分はLDK側に回しました。

③ 変更2|フローリングにして置き畳を置く計画

「畳生活はしないけど、たまに畳がほしい」という折衷案で、フローリングの部屋に置き畳を置くプランに変更。置き畳なら必要なときだけ使えて、不要なら片付けられるからです。

④ 変更3|予算の都合で置き畳もカット

予算の都合で置き畳もカット。「あとで必要になったら買おう」と思っていましたが、16年経った今も買っていません

つまり、最初から置き畳すら要らなかったということです。

結果|和風クロス+フローリングの洋室という不思議な部屋

最終的に、壁紙は和風だけどフローリングの洋室という少し変わった部屋になりました。

夫が「和モダン旅館をイメージ」と言って選んだクロスで、工務店のクロス屋さんも「こんな変なクロスは使ったことがない」と笑っていたほど。正直、私は最初反対でした。でも仕上がってみると、意外と悪くない空間になりました。

この「和室じゃないけど和テイスト」という中途半端な設計が、結果的に16年間フレキシブルに使える部屋になった秘訣かもしれません。畳がないから用途を固定されなかったんです。


多目的スペース16年の変遷|用途がどんどん変わった実例

ここがこの記事で一番伝えたいパートです。この4.5畳の多目的スペース、16年間で用途が何度も変わりました。これこそが「和室いらない」「多目的スペース最強」の何よりの証拠です。

① 家を建ててすぐ|何もない部屋

2009年に家が完成した当初、子どもはまだいませんでした。この部屋は何もない空間として、ただ家の一部として存在していました。

  • 荷物置場
  • LDKをオープンにしたときの広がり用

「あれ、本当にいらなかったかも?」と一瞬思ったこともあります。でも、後から考えると「用途が決まっていない空間」として存在していること自体が重要でした。

② 子どもが生まれてから|ベビーベッド&遊び場

子どもが生まれると、この部屋が一気に活躍しました。

  • ベビーベッドを置いた
  • おむつ・ミルク用品の置き場
  • 遊び場

LDKの隣にあるので、キッチンで料理をしながらも様子が見えるのが最高でした。「リビング横の部屋」は、小さい子どもがいる家庭には本当に便利です。

③ 子どもが少し成長して|おもちゃ置き場

ハイハイが終わり、ブロック・絵本・おもちゃが増えてくると、おもちゃ置き場として使うように。

  • 散らかしても気にならない
  • 来客時はスクリーンパーティションで隠せる
  • LDKの景観は保てる

リビング本体は北欧インテリアのスッキリ感をキープしつつ、子どもの散らかりはこの部屋に集約できました。これはリビング横に部屋があるからこそのメリット。

④ 夫が単身赴任中|親子3人の寝室

夫が単身赴任で不在だった時期、この部屋は親子3人の寝室になりました。

  • 朝早く起きて準備があっても、キッチンから子どもの様子が見える
  • 子どもが目を離せない時期でも安心
  • LDKから直結だから家事しながら見守れる

「リビング横の寝室」という使い方、実はすごく便利です。子どもが小さい家庭や共働き家庭には、本当におすすめの使い方です。

⑤ 現在|物干し部屋

子どもたちが大きくなった現在、洗濯物が脱衣所だけでは干しきれないので、多目的スペースは物干し部屋になっています。

  • リビングに洗濯物が見えない
  • スクリーンパーティションで隠せる
  • フローリングだから水や湿気にも強い
  • サーキュレーターで乾燥効率アップ

和室にしていたら、畳が湿気でカビたり傷んだりするので、物干し部屋としては使えなかったはずです。フローリングにしておいて本当に正解でした。

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和室にしていたら、ここまでフレキシブルに使えたか?

もしこの部屋を和室にしていたら、と想像してみると:

  • ベビーベッドは畳の上だと安定しない
  • おもちゃを広げると畳が傷む
  • 布団の上げ下げが必要
  • 物干し部屋にすると畳がカビる

16年間、用途を変えながら使い続けることは難しかったはずです。和室じゃなく洋室の多目的スペースにしておいて、本当に良かったと心から思います。


2畳減らしてLDKを18畳→20畳にした効果|横の広がりの威力

和室を6畳→4.5畳に減らしたことで、浮いた2畳分をLDKに回してLDKを18畳から20畳に変更しました。これも大成功でした。

LDK2畳広げた効果

たった2畳と思うかもしれませんが、実際に住んでみると広さの体感がまったく違います

  • ダイニングテーブル周りがゆったり
  • ソファと壁の距離に余裕
  • 動線がスムーズ
  • 家具配置の自由度がアップ
  • 掃除機をかけやすい

LDK20畳は実は縦長なので広く感じづらい

正直に言うと、LDK20畳は縦長の間取りなのでそんなに広く感じません。家全体の平屋プランの関係上、どうしても縦方向に長くなるのが平屋の宿命です。

でも、リビング横に多目的スペースがあることで、横方向への広がりが生まれる。この「横への広がり」が、視覚的な開放感を大きく変えてくれるんです。

スクリーンパーティションをフルオープンすると26畳の大空間に

わが家のリビング横には柱なし4枚引き戸のスクリーンパーティションが付いています。これをフルオープンすると:

  • LDK20畳 + 多目的スペース4.5畳 + 通路 = 約26畳の大空間
  • 視野が一気に横に広がる
  • 家族が多く集まる場面でも余裕
  • 子どもたちの遊び場が一気に広がる

この「普段は仕切って、必要時にオープン」という柔軟性こそが、多目的スペースの真価です。和室だったらここまでスムーズにオープン空間に変身させることは難しかったでしょう。


小上がり和室もやめた理由|坐骨神経痛で段差が登れなくなった経験

計画段階では「和室を小上がりにする」というプランも考えました。流行の「段差のあるおしゃれな小上がり和室」です。でも、これもやめて正解でした。理由は個人的な経験にあります。

昔住んでいた賃貸戸建での経験

家を建てる前、わが家は田舎の築古の6LDKの賃貸戸建に住んでいました。家賃が安かったのでそこに住んでいたのですが、この家で「小上がり和室のデメリット」を身をもって経験しました。

  • リビング横の和室が小上がり(15cm程度の段差)
  • 健康なときは何も問題なし
  • でも私が坐骨神経痛になった時期がある
  • たった15cmの段差が地獄のように感じられた
  • 当時飼っていたわんこも怪我をした時、この段差を登れなかった

15cmの段差が老後に直面する現実

小上がり和室の15cm段差は、思っている以上に危険です。

  • 健康な若い間は全く気にならない
  • 足腰が弱ると致命的な障壁になる
  • 坐骨神経痛・腰痛・膝痛の時は本当に辛い
  • ペット・高齢者・ケガ人にも優しくない
  • 子どもが転倒する原因にもなる

「今は平気でも、5年後・10年後・20年後の自分が登れる段差か?」を考えると、小上がり和室は絶対におすすめしません

この経験から「段差のない平屋」という決断へ

この賃貸戸建の経験から、わが家は家を建てるときに「段差のない完全フラットな家」にすることを決めました。

  • 玄関からLDKまで段差なし(段差は玄関土間のみ)
  • リビング横の多目的スペースもフラット
  • 小上がり和室は絶対に作らない

老後のことを考えると、「段差がない」は最強の間取り設計だと思います。坐骨神経痛は若い人でも突然なる可能性があるので、年齢に関係なく段差の少ない家が安心です。


2階建てではなく平屋にした理由|築古賃貸戸建での気づき

家を建てるときの大きな決断のひとつが、「2階建てか平屋か」でした。これも賃貸戸建の経験が大きく影響しています。

6LDKの賃貸戸建で気づいた事実

築古だけど6LDKというかなり広い賃貸戸建に住んでいたとき、気づいたのは「2階をほとんど使っていない」ということでした。

  • 2階には物置しかなかった
  • 生活のほとんどが1階で完結
  • 掃除も物の出し入れも面倒

2階って本当に必要なの?」という気づきから、家を建てるときは平屋を選ぶことにしました。この選択も16年住んでみて、大正解だったと感じています。

📌 平屋の間取りで後悔しないためのポイント → 平屋の間取りで後悔しやすい5つのポイント|実際に住んでわかった失敗と対策を徹底解説

家を建てる前に「賃貸戸建」に住んでみるのもおすすめ

マンション・アパートから直接マイホームを建てる方も多いですが、一度「一戸建てで暮らしてみる」体験ができると、家づくりの判断力が変わります。

  • 戸建ての生活動線が体感できる
  • 2階建てのメリット・デメリットがわかる
  • 部屋数と実際の使用頻度の乖離に気づく
  • 段差・階段の不便さを実感できる
  • マイホームで絶対に避けたい要素が明確になる

「マイホームを建てる前の予行演習として賃貸戸建に住んでみる」という選択肢、意外とおすすめです。


リビング横に和室を作らなくて困ったことはある?

ここまで「和室いらない」と書いてきましたが、和室なしで後悔した瞬間はなかったか?という疑問もあるでしょう。正直に書きます。

和室がなくて困ったこと(正直ベース)

ない

本当にないんです

16年住んできて、和室がなくて本当に困ったことはありません。

和室が欲しくなったら置き畳で対応可能

もし将来「やっぱり畳スペースが欲しい」と思ったら、置き畳を買えば簡単に和室化できます。

  • 必要なサイズだけ敷ける
  • 使わないときは片付けられる
  • モジュール式だから柔軟
  • 価格も1〜3万円程度

「家の設計段階で和室を固定する」よりも、「あとから置き畳で和室化する」ほうがフレキシブルです。


リビング横の和室を検討している人へのアドバイス

16年住んでみた立場から、リビング横の和室をどうするか迷っている方へのアドバイスをまとめます。

和室を作らないほうがいい人

  • 🚫 「なんとなく和室が欲しい」だけの人
  • 🚫 用途が明確に決まっていない人
  • 🚫 マンション的な洋風生活が中心の人
  • 🚫 老後のバリアフリーを重視したい人
  • 🚫 LDKを広くしたい人
  • 🚫 部屋の用途をフレキシブルに変えたい人

和室を作ったほうがいい人

  • ✅ 仏壇を置く予定がある
  • ✅ 和装を日常的に着る
  • ✅ 茶道・華道の活動をする
  • ✅ 親世帯が畳文化の家族
  • ✅ 客間として頻繁に使う予定がある
  • ✅ 日々の暮らしで畳の上で過ごしたい

迷ったら「フラットな多目的スペース」が最適解

「和室がほしいかどうかわからない」という方は、フローリングの4.5畳〜6畳の多目的スペースにしておくのがベストです。

  • 寝室・遊び場・書斎・物干し場など用途を自由に変えられる
  • 置き畳を入れれば和室化できる
  • 段差なしで老後も安心
  • 家族構成の変化に対応できる

「和室を先に決める」のではなく、「用途を限定しない部屋を作って必要に応じて変える」という発想のほうが、長期的には満足度が高い選択になります。


スクリーンパーティションの重要性|多目的スペースの価値を高める

多目的スペースを最大限活用する上で、スクリーンパーティション(間仕切り)の選び方も重要です。

わが家は柱なし4枚引き戸を採用

わが家はモデルハウスで一目惚れした柱なしの4枚引き戸を採用しました。見積もりを見た瞬間に値段の高さにびっくりしましたが、頑張って採用して大正解。

  • フルオープンにするとLDKと一体化
  • 半分閉めるとゾーニングできる
  • フルクローズでプライベート空間に
  • 柱がないので視界が抜ける

「壁で仕切る和室」と違って、「開閉可能な多目的スペース」は状況に応じて空間を使い分けできる点が最強です。

プリーツスクリーン(窓装飾)もポイント

この部屋だけ窓のブラインドをプリーツスクリーンにしました。一番安いタイプでもそれなりのお値段でしたが、和風クロスとの相性が抜群。空間の雰囲気を決めるのは窓装飾と照明だと、住んでから実感しています。


これから家を建てる人が知っておくべきこと

この記事を読んでいる方の多くは、これから家を建てる計画をしている方だと思います。最後に、わが家の16年の経験から、家づくりで失敗しないためのアドバイスをまとめます。

失敗しない家づくりの5つのポイント

  1. 「なんとなく」で部屋を作らない:用途を明確に
  2. 段差を作らない:将来の自分のために
  3. 部屋の用途を固定しない:16年で家族は変わる
  4. 2畳の違いを甘く見ない:LDKの広さは効く
  5. 賃貸戸建に住んでみる:貴重な予行演習

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まとめ|リビング横の和室はいらない、多目的スペースが最強

16年住んでわかった結論

  • 和室6畳→多目的スペース4.5畳に減らして大成功
  • 浮いた2畳でLDK20畳に広げて開放感アップ
  • 16年で用途を何度も変えながら使い続けている
  • 小上がり和室は段差のデメリットで絶対やめるべき
  • 必要なら置き畳で後から和室化も可能
  • 🏆 結論:用途を固定しない「フラットな多目的スペース」が最適解

「リビング横に和室を作るべきか」と悩んでいる方は、まず「本当にその和室で何をするのか」を明確にイメージしてみてください。

「なんとなく」のイメージだけで和室を作ると、16年後に物置になっている可能性が高いです。でもフラットな多目的スペースなら、用途を変えながら家族の成長と一緒に使い続けることができます。

この記事が、あなたの家づくりの判断材料になれば嬉しいです。

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