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ルイスポールセン PH4/3 テーブルランプを10年使ったレビュー|光の質・経年変化・北欧照明の名作を実体験で解説

ルイスポールセンのPH4/3 テーブルランプを2015年に購入してから、10年以上が経ちました。

「PH4/3って実際どうなの?」「光の質は本当にいいの?」「長く使えるの?」——そんな疑問を持つ方に、10年使い続けたわが家のリアルな口コミをお届けします。

結論から言うと、PH4/3は「買ってよかった照明No.1」と言える存在です。10年経った今も現役で、光の質・デザイン・存在感のすべてに満足しています。ただし、購入前に知っておいたほうがいい注意点もいくつかあります。

この記事では、10年使い続けた立場から、良い点も気になる点も全部書きます。

  • ✅ PH4/3の3枚シェード構造と光の秘密
  • ✅ 実際に置いてみた北欧リビングの雰囲気
  • ✅ シェードサイズ約40cmの存在感
  • ✅ 10年使った経年変化(実体験)
  • ✅ 気になったデメリット3つ
  • ✅ LED電球化の体験
  • ✅ リプロダクトとの違い・正規品を買うべき理由

【先に結論】10年使ったPH4/3の総評

  • 光の質 → 3枚シェードで作られる柔らかい反射光が別格
  • デザイン → 10年経っても全く古さを感じない
  • 存在感 → シェード約40cmで空間の主役になる
  • 注意点 → サイズが大きい・価格が高い・メイン照明には不向き
  • 経年変化 → 10年経ってもほぼ劣化なし。一生ものと実感
  • 総合 → 北欧照明の最高峰。次買うとしても同じPH4/3

ルイスポールセン PH4/3 テーブルランプとは|ポール・ヘニングセンの名作

PH4/3は、デンマークの照明ブランドLouis Poulsen(ルイスポールセン)が1966年頃に発表した、ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)デザインのテーブルランプです。

"近代照明の父"と呼ばれるヘニングセンが、「光のデザイン」を科学的に追求して生み出した照明シリーズの1つ。同じPHシリーズには有名な「PH5」などがあり、PH4/3はその流れを汲むテーブルランプ版です。

項目詳細
メーカーLouis Poulsen(デンマーク)
デザイナーポール・ヘニングセン(1894-1967)
シェード構造3枚シェードシステム
メインシェード径約40cm
設置場所テーブル・サイドテーブル
使用電球E26(LED対応)
価格帯約13〜18万円(正規品)

PH4/3の名前の意味

「PH4/3」という型番には、シェードの直径の意味があります。

  • PH → Poul Henningsen(デザイナーの頭文字)
  • 4 → メインシェード直径 約40cm
  • 3 → セカンドシェード直径 約30cm

数字が大きくなるほどシェードも大きくなります。PH5(メインシェード50cm)が有名ですが、PH4/3はテーブルランプ版として絶妙なサイズ感で作られています。


PH4/3最大の特徴|3枚シェード構造が作る柔らかい反射光

PH4/3が「照明の名作」と呼ばれる最大の理由が、3枚シェードシステムです。

3枚シェードの仕組み

PH4/3のシェードは、よく見ると3枚の独立したシェードが重なっている構造になっています。

  • メインシェード(一番外側・直径40cm)
  • セカンドシェード(中間・直径30cm)
  • トップシェード(一番内側・電球を隠す役割)

この3枚が絶妙な角度で配置されることで、どの角度から見ても電球が直接目に入らない設計になっています。

なぜこの構造で光が柔らかくなるのか

ヘニングセンは照明器具に「対数螺旋」という数学的曲線を採用した最初の人物と言われています。この計算されたシェード構造により、電球の光が3枚のシェードで反射してから外に出るため、まぶしさ(グレア)がほぼゼロになります。

💡 普通のテーブルランプとの違い

  • 普通のテーブルランプ → 電球が直接見える → まぶしい
  • PH4/3 → 電球が3枚のシェードで隠れる → 反射光だけが広がる

実際に部屋で使うと、その違いは歴然です。PH4/3の光は「照らす」というより「空間を満たす」感覚に近いです。


PH4/3を実際にリビングに置いた印象|存在感が想像以上

わが家は天井にペンダントライトを付けられない仕様の平屋のため、照明はフロアランプとテーブルランプから選ぶしかありませんでした。

フロアランプはAJフロアをすでに購入していたので、次はテーブルランプが欲しい——そう思って選んだのがPH4/3でした。

📌 同じルイスポールセンのAJフロアを14年使ったレビューはこちら → ルイスポールセン AJフロアを14年使ったレビュー|ブラックの魅力・経年変化・北欧リビングに合うランプの実体験

実際に置いてみてわかったこと

購入当初、カタログでサイズを確認していたにもかかわらず、実物のシェードの大きさに驚きました。メインシェードは約40cm。これはテーブルランプとしてはかなり大きい部類に入ります。

「テーブルランプ=小さい照明」というイメージで購入すると、想像以上の存在感にびっくりするかもしれません。

ただ、この大きさこそがPH4/3の魅力でもあります。空間の中で"ちゃんと主役になれる"サイズ感なので、ソファ横のサイドテーブルに置くと、それだけで北欧インテリアが完成します。


点灯していなくても存在感がある|オブジェとして成立する美しさ

PH4/3の素晴らしいところは、点灯していない状態でも部屋の主役になれることです。

シェードが3枚重なった独特のフォルムは、まるで現代アートのオブジェのよう。日中の明るい時間帯でも、ソファ横に置いてあるだけで空間が引き締まります。

ルイスポールセン社の理念に「スイッチを入れた時も、切った時も美しくあるべき」という言葉がありますが、PH4/3はまさにこの理念を体現した照明だと感じます。

  • 朝 → ナチュラルな光の中で静かな存在感
  • 昼 → 窓からの光を受けて立体感が引き立つ
  • 夜 → 点灯すると別格の光の質

「24時間いつでも美しい」——これが10年使って実感したPH4/3の本質です。


PH4/3の光の質|読書にもリラックスにも最適

PH4/3に点灯すると、想像以上に柔らかく広がる光が部屋を満たします。

普通のテーブルランプとの違い

項目普通のテーブルランプPH4/3
光の出方電球が直接見える反射光のみ
まぶしさありほぼなし
光の広がりスポット的広範囲に柔らかく
雰囲気作業的落ち着き・リラックス

こんなシーンに合う

  • 読書タイム:反射光なのにちゃんと手元が明るい
  • リラックスタイム:まぶしさがなく目が疲れない
  • 夜の団欒:空間全体を柔らかく包む
  • 寝る前の時間:刺激の少ない光で入眠しやすい

日本の天井照明は「部屋全体を明るくする」設計が中心ですが、PH4/3は「必要な場所を柔らかく照らす」北欧の光のデザイン。これを体験すると、もう蛍光灯の世界には戻れません。

📌 PH4/3を使った北欧リビングの実例はこちら → 北欧照明で作るリビング|間接照明とキャンドルのある暮らし


10年使った経年変化|目立つ劣化はほぼなし

2015年に購入してから10年以上使い続けたPH4/3ですが、正直に書くと目立つ劣化はほとんどありません

10年経っても健在な部分

  • シェードの塗装:剥がれ・色褪せなし
  • 3枚シェードの形:歪み・変形なし
  • 支柱・ベース:錆び・傷みなし
  • ソケット:接触不良なし、電球交換もスムーズ
  • スイッチ:しっかり反応、10年間故障なし

10年間毎日のように点灯している家電なのに、この状態を保っていることに驚きます。「一生もの」という評価に、10年使って確信を持てるようになりました

長く使うためのコツ

💡 10年間PH4/3を美しく保ってきた習慣

  • シェードは柔らかい布で月1回ほど埃を拭き取る
  • 強い衝撃を避ける(支柱がシンプルな構造のため)
  • 直射日光が長時間当たる場所を避ける
  • 熱を持つ電球を避ける(LEDがおすすめ)
  • 子どもが近くで遊ぶ動線を外す

PH4/3のデメリット|正直に書く3つの注意点

10年使ってきて、「これは購入前に知っておいたほうがいい」と感じる注意点を正直に書きます。

デメリット① サイズが大きい

先ほども触れましたが、メインシェード約40cmは、テーブルランプとしてはかなり大きいです。

  • 小さなサイドテーブル → 載らない可能性あり
  • 狭いスペース → シェードが近くの壁に当たる
  • コンパクトな部屋 → 圧迫感を感じることも

購入前に、置く予定のテーブルのサイズと、シェードの大きさとの関係を必ず確認してください。メジャーでテーブル直径を測り、40cm以上あるテーブルが理想です。

デメリット② 価格が高い

PH4/3の正規品は13〜18万円と、テーブルランプとしては高価です。ニトリやIKEAで数千円〜1万円前後で買えるテーブルランプと比較すると、10倍以上の価格差があります。

ただし、10年以上使っても劣化しない耐久性を考えると、1年あたりのコストは決して高くありません。「短期的な出費」ではなく「長期的な投資」として見られる方向けです。

デメリット③ 明るさ重視の人には向かない

PH4/3は反射光のみで部屋を照らす設計のため、「部屋全体をしっかり明るく照らしたい」という用途には向きません。

  • 家事作業の手元灯 → 別の照明を併用する必要あり
  • 子どもの勉強用 → 不向き
  • キッチン作業 → 光量不足

PH4/3は「雰囲気を作る照明」であって、実用的な作業灯ではありません。これを理解した上で購入することが大切です。


LED電球に変えた感想|PH4/3でも問題なく使える

PH4/3を長く使うなら、電球のLED化は避けて通れないテーマです。白熱電球は寿命が短く電気代も高いため、わが家ではLEDに切り替えました。

LED化してわかったこと

  • 電球色(2700K前後)のLEDを選べば、白熱電球の柔らかさをほぼ再現できる
  • 3枚シェード構造のおかげで、LED特有のちらつきも気にならない
  • 電気代が大幅に下がった
  • 電球交換の頻度が激減した

ただし、昼白色や昼光色のLEDを選ぶとPH4/3の柔らかい雰囲気が台無しになるので要注意です。必ず「電球色」または「温白色」を選んでください。

詳しい比較は別記事にまとめているので、参考にしてください。

📌 ルイスポールセンの白熱電球とLEDを比較した記事はこちら → ルイスポールセン LED電球と白熱電球を比較してみました


PH4/3を買うときの注意点|リプロダクトとの違いと正規品のすすめ

PH4/3を検討している方が必ず気になるのが、リプロダクト品(模倣品)との違いです。

ルイスポールセンは販売チャネルを厳格に制限

ルイスポールセンは近年、ブランド価値の保護と顧客サービスの質を維持するため、オンライン販売のチャネルを厳格に制限しています。

正規品を安心して購入するには、以下の正規代理店を利用することを強くおすすめします。

正規品とリプロダクトの違い

項目正規品リプロダクト
シェード素材スチール・精密加工アルミ等が多い
光の質計算された反射光再現性に差
シェードの精度対数螺旋に基づく精密な曲線近似的な曲線
塗装均一・耐久性高ムラ・剥がれの報告あり
価格13〜18万円3〜5万円程度
保証メーカー保証あり販売店独自

10年使い続けた立場から言うと、PH4/3こそ絶対に正規品を選ぶべきです。理由は単純で、PHシリーズの価値は「光の質」にあり、その光は精密に計算されたシェード構造から生まれるからです。リプロダクトはシェードの曲線精度が違うため、正規品と同じ光は再現できません

「見た目が似ていればOK」という方にはリプロダクトで十分かもしれませんが、PH4/3本来の柔らかい光を体験したいなら正規品一択です。


PH4/3はこんな人におすすめ・おすすめしない人

PH4/3が向いている人

  • 北欧インテリアが好きな人:どんな北欧スタイルにも最高に合う
  • 一生ものの照明を探している人:10年以上使っても現役
  • 光の質にこだわりたい人:3枚シェードが作る柔らかい反射光は別格
  • 雰囲気重視の部屋づくりをしたい人:寛ぎの空間を作れる
  • ソファ横に主役級の照明を置きたい人:40cmの存在感が活きる
  • デザイナーズ照明に興味がある人:ヘニングセンの設計思想を体感できる

PH4/3が向いていない人

  • ⚠️ 予算を抑えたい人:正規品は13〜18万円と高価
  • ⚠️ 狭いスペースしかない人:シェード約40cmは存在感大
  • ⚠️ 部屋全体を明るく照らしたい人:メイン照明には光量不足
  • ⚠️ 作業灯が欲しい人:雰囲気重視の光なので勉強・仕事には不向き
  • ⚠️ 頻繁に模様替えする人:大きいので動かすのに配慮が必要

まとめ|PH4/3は10年使っても色褪せない「光の名作」

10年間使ってわかったPH4/3の真価

  • 光の質:3枚シェードが作る反射光は他にない柔らかさ
  • デザイン:点灯していなくても部屋の主役になれる美しさ
  • 経年変化:10年経っても劣化ほぼなし。「一生もの」を実感
  • ⚠️ 注意点:大きい・高価・メイン照明には向かない
  • 🏆 結論:次買い替えるとしても同じPH4/3を選ぶ

PH4/3は、「安い照明を10年で5回買い替える」より「PH4/3を1回買って10年以上使う」ほうが、コスト面でも満足度でも圧倒的に上という結論に、10年使って辿り着きました。

北欧照明を本気で楽しみたい方、一生ものの照明を探している方には、PH4/3は間違いなくおすすめできる一台です。


ルイスポールセン関連・北欧照明関連の他の記事も参考にしてください。

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📌 ルイスポールセンでLED電球を使うコツ → ルイスポールセン LED電球と白熱電球を比較してみました

📌 北欧照明で作るリビングの実例 → 北欧照明で作るリビング|間接照明とキャンドルのある暮らし

📌 PH4/3と組み合わせているIKEA STRANDMON → IKEA ストランドモン レビュー|座り心地・組み立て・サイズ感を徹底解説


 

 

 

  

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